昭和51年-60年

昭和51年(1976)

昭和51年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 平野  守(愛知学院大学本部)
副委員長 田上 克彦(中京大学)
副委員長 大野 友三(愛知学院大学本部)
【名城大学】     主将 小島 正敏
【名古屋大学】    主将 小泉 利信
【中京大学】     主将 高橋 直臣
【愛知学院大学本部】 主将 伊藤 和典
【愛知大学】     主将 川原 元則
【三重大学】     主将 堀場 敏光
【愛知工業大学】   主将 中西 宣雄
【愛知学院大学歯学部】主将 山下 宏行
【岐阜歯科大学】   主将 川西 一弘
【名古屋商科大学】  主将 松崎  公
【金沢工業大学】   主将 大西 末次

●第9回歯学体
【団体戦】
一位 愛知学院大学歯学部
【個人戦】
一位 宮島 邦彰(愛学院大歯)
二位
三位 川島 康弘(愛学院大歯)

●第8回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=名古屋大学
優 勝 神戸大学
準優勝 名古屋大学

●第16回中部学生拳法選手権大会 6月13日(日)
愛知学院大学楠元学舎体育館にて開催され、名古屋大学・愛知学院大学歯学部・愛知工業大学・名城大学・中京大学・
愛知大学・愛知学院大学本部・岐阜歯科大学・名古屋商科大学・金沢工業大学・三重大学・名古屋学  院大学の12校。個人戦は50名が出場した。
【団体戦】
優 勝 名古屋商科大学 準優勝
三 位
【個人戦】
優 勝 久保田秀司三段(中京大学)
準優勝 小島 正敏二段(名城大学)
三 位 藤倉  潔初段(名古屋商科大学)

●第11回中部学生拳法新人戦大会
優 勝
準優勝
三 位

●第4回全日本学生拳法個人選手権大会
優 勝 竹田 勉 (大阪体育大学)
準優勝 島田 克成(追手門大学)
三 位 下田 昌二(立命館大学)
四 位 川原 元則(愛知大学)

●第21回全日本学生拳法選手権大会 11月9日(日)
開催場所=大阪府立体育館。29校が出場。中部学連からは愛知大学・岐阜歯科大学・名城大学・名古屋商科大学・
愛知学院大学・中京大学の6校が出場。中京大学が龍谷大学を破り昨年に続き連覇に輝いた。
優 勝 中京大学
準優勝 龍谷大学
三 位 京都産業大学
【個人賞】
最優秀選手 高橋 直臣三段(中京大学)
敢 闘 賞 倉野 一仁四段(京都産業大学)
技 能 賞 大野 修成二段(龍谷大学)

●第16回全日本拳法個人選手権大会 11月9日(日)
開催場所=大阪府立体育館。
優 勝 中島 秀憲  (栄和建設)
準優勝 小出
三 位 倉野 一仁四段(京都産業大学)

昭和52年(1977)

【澤山宗海宗家逝去】9月27日午前0時26分藤立病院にて逝去、享年70歳。

昭和52年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 吉良 正志(名城大学)
副委員長 福田 武士(中京大学)
副委員長 桜木  伸(愛知学院大学本部)
【名城大学】     主将 奥田 一郎  【名古屋大学】    主将 上畑 広高
【中京大学】     主将 中山 義昭
【愛知学院大学本部】 主将 林  幸男
【愛知大学】     主将 平井 清志
【愛知工業大学】   主将 横山 健司
【愛知学院大学歯学部】主将 川島 康弘
【三重大学】     主将 伊藤 勝法  【金沢工業大学】   主将 桧垣 邦彦
【岐阜歯科大学】   主将 小田 利信
【名古屋商科大学】  主将 木下  肇
【名古屋学院大学】  主将 鳥居 一義

●第10回歯学体
7月16日・17日岐阜市穂積町立体育館で開催。当日、東山会館で日本拳法10周年記念式典が、行われた。
【団体戦】
一位 愛知学院大学歯学部
【個人戦】
一位 宮島 邦彰(愛学院大歯)
三位 川島 康弘(愛学院大歯)

●第9回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=神戸大学
優 勝 三重大学
準優勝 大阪府立大学

●第17回中部学生拳法選手権大会 6月19日(日)
名城大学体育館で開催。参加校は、前回と同じ12大学が出場。名古屋大学・愛知学院大学歯学部・愛知工業大学・名城大学・
中京大学・愛知大学・愛知学院大学本部・岐阜歯科大学・名古屋商科大学・金沢工業大学・三  重大学・名古屋学院大学。
個人戦出場者も50名と代わらず、高校個人戦は18選手が出場した。
【団体戦】
優 勝 名古屋商科大学
準優勝
三 位
【個人戦】
優 勝 藤倉  潔  (名古屋商科大学)
準優勝
三 位

●第12回中部学生拳法新人戦大会 11月20日(日)
名古屋市体育館にて開催。出場大学=愛知学院大学本部A・Bチーム。名古屋学院大学A・Bチーム。愛知学院大学歯学部A・Bチーム。
愛知大学A・Bチーム。中京大学A・Bチーム。名古屋大学A・Bチーム。三重大学A・Bチーム。愛知工業大学A・Bチーム。
名城大学A・Bチーム。名古屋商科大学A・Bチーム。金沢工業大学・松本歯科大学・岐阜歯科大学の23チームがエントリーしたが、
岐阜歯科大学・名古屋商科大学Bチーム・名古屋学院大学Bチーム・松本歯科大学の4チームが欠場した。
優 勝 中京大学Aチーム
準優勝 中京大学Bチーム
三 位 名古屋商科大学

●5回全日本学生拳法個人選手権大会 11月20日(日)
名古屋市体育館にて開催。75名の選手が出場した。

●第22回全日本学生拳法選手権大会 11月13日(日)
開催場所=大阪府立体育館。29校が出場。
中部学連は愛知学院大学・愛知工業大学・愛知大学・名古屋商科大学・名城大学・岐阜歯科大学・中京大学の7校が出場した。
優 勝 京都産業大学
準優勝 大阪学院大学
三 位 大阪経済法科大学

●第17回全日本拳法個人選手権大会 11月13日(日)
開催場所=大阪府立体育館。
中部本部からは原温四段(ゴムノナイキ)・川原元則三段(愛知大学OB)・関 哲男三段(自営)が出場したが3選手共に2回戦で敗退した。
優 勝 小林 辰夫三段(門真3中教師)
準優勝 北岡 勝彦四段(自営業)
三 位

昭和53年(1978)

昭和53年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 脇田 忠幸(愛知学院大学本部)
副委員長 近藤 武司(中京大学)
副委員長 大井 雅俊(愛知学院大学歯学部)
【名城大学】     主将 下嶋 親之
【名古屋大学】    主将 浅倉 康二
【中京大学】     主将 田川 淳士
【愛知学院大学本部】 主将 山本  勲
【愛知大学】     主将 竹中 嘉憲
【三重大学】     主将 伊藤 勝法
【愛知工業大学】   主将 河合 繁樹
【愛知学院大学歯学部】主将 鈴木 孝明
【岐阜歯科大学】   主将 阿部 信弥
【名古屋商科大学】  主将 菊地 克巳
【金沢工業大学】   主将 小林 祐司

●第11回歯学体
【団体戦】
二位 愛知学院大学歯学部
【個人戦】
二位 鈴木 孝明(愛学院大歯)

●第10回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=姫路工業大学
優 勝 神戸大学
準優勝 三重大学

●第18回中部学生拳法選手権大会 6月18日(日)
名古屋大学体育館にて開催された。出場校は、名古屋大学・愛知学院大学歯学部・愛知工業大学・名城大学・中京大学・
愛知大学・愛知学院大学本部・岐阜歯科大学・名古屋商科大学・金沢工業大学・三重大学・名古屋学院大学の12校。
個人戦は50名が出場した。高校個人戦には16名が出場。
【団体戦】
優 勝 名古屋商科大学
準優勝 愛知学院大学本部
三 位 中京大学
【個人戦】
優 勝 菊地 克巳二段(名古屋商科大学)
準優勝 田川 淳士二段(中京大学)
三 位 北岡 輝久初段(名古屋学院大学)
【高校個人戦】
優 勝 柴田 尉全(豊川高校)
準優勝 渡辺 利行(豊橋商業高校)
三 位 神納 光宏(中央高校)

●第13回中部学生拳法新人戦大会 11月19日(日)
名古屋市立体育館にて開催。出場大学=名古屋商科大学・愛知大学・愛知工業大学・名古屋学院大学・岐阜歯科大学・中京大学・
愛知学院大学本部・名城大学・名古屋大学・三重大学・金沢工業大学・愛知学院大学歯学部の12校。

●全日本学生拳法王座決定戦(第1回) 11月19日(日)
前回まで全日本学生拳法個人選手権大会が大会名の変更で、名古屋市体育館にて開催され91名が出場した。
優 勝 黒味 直人四段(大阪経済大学)
準優勝 塩見 徳彦参段(大阪学院大学)
三 位 比嘉  聡初段(日本大学)

●第23回全日本学生拳法選手権大会 11月12日(日)
開催場所=大阪府立体育館
31校が参加。愛知大学・名古屋商科大学・中京大学・名古屋学院大学・愛知学院大学・愛知大学・名城大学・岐阜歯科大学の
8校が中部学連から出場した。
優 勝 関西大学
準優勝 大阪学院大学
三 位 大阪経済法科大学

●第18回全日本拳法個人選手権大会 11月12日(日)
開催場所=大阪府立体育館。
中部本部からは宮嶋邦彰五段(愛知学院大学歯科病院)・川原元則四段(愛知大学大学院)・山本勲三段(愛知学院大学)の3名が出場した。

昭和54年(1979)

【愛知学院大学歯学部】昭和54年、歯科大学日本拳法連盟設立に参加する。
昭和54年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 藤井  実(中京大学)
副委員長 勝政 徳行(愛知学院大学歯学部)
副委員長
【名城大学】     主将 門名 光明
【名古屋大学】    主将 高西 直樹
【中京大学】     主将 松岡 克昌
【愛知学院大学本部】 主将 吉田 健一
【愛知大学】     主将 内藤 善生
【愛知工業大学】   主将 高田 裕司
【愛知学院大学歯学部】主将 山本 公洙
【三重大学】     主将 木曽 正博
【岐阜歯科大学】   主将 初山 昌平
【名古屋商科大学】  主将 浜田 圭資
【名古屋学院大学】  主将 安立 悦郎
【金沢工業大学】   主将

●第12回歯学体=開催、松本歯科大学
【団体戦】
一位 愛知学院大学歯学部
【個人戦】
三位 鈴木 孝明(愛学院大歯)
【新人戦】
四位 竹内 一夫(愛学院大歯)

●第11回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=神戸商船大学
優 勝 三重大学

●第1回日本拳法少年東海大会 5月5日(祝・土)
春日井市立八幡小学校体育館で午前11時より行われた。中部本部初の少年大会の開催で、アトラクションで父兄、選手全員で風船割りが行われた。
各道場演武
洗心館 ・・・・・・・・・・・・搏撃の型
亀山会・鈴鹿文化・・・防具(面無)乱稽古、基本練習
天行館 ・・・・・・・・・・・・逆技
稲永道場・・・・・・・・・・・かわし技
豊橋・・・・・・・・・・・・・・・防具(面有)
美濃加茂・・・・・・・・・・・空乱
洪志館・・・・・・・・・・・・・受技
社会人演武(本部師範)
対抗戦出場チーム
亀山A・Bチーム
美濃加茂チーム
鈴鹿A・Bチーム
春日井A・B・Cチーム
(8チーム トーナメント試合)
高校生防具
学年別個人戦
(小学1年~中学3年まで学年別9階級)
以上が行われた。

●第19回中部学生拳法選手権大会 6月17日(日)
名城大学体育館で開催された。参加校は、愛知学院大学本部・愛知大学・岐阜歯科大学・名城大学・名古屋大学・愛知工業大学・
三重大学・中京大学・名古屋商科大学・愛知学院大学歯学部・名古屋学院大学の11校。個  人戦出場者は47名、高校個人戦は22名が出場した。
又、一般個人戦も開催され大学OBから、歯科医師・会社員・自営業と様々な職種と年令の選手が出場した。
【団体戦】
優 勝 中京大学
準優勝
三 位 名古屋商科大学
【個人戦】
優 勝 浜田 圭資二段(名古屋商科大学)
準優勝
三 位

●第14回中部学生拳法新人戦大会 11月18日(日)
厚生年金豊橋市体育館にて開催。出場大学=愛知学院大学歯学部・三重大学・中京大学・愛知大学・名古屋大学・名古屋学院大学・
愛知学院大学本部・愛知工業大学・名城大学・岐阜歯科大学・名古屋商科大学・松本歯  科大学12校で、松本歯科大学が初出場した。

●全日本学生拳法王座個人選手権大会(第2回) 11月18日(日)
厚生年金豊橋市体育館にて開催され、95名の選手が出場した。
優 勝 宮下  満三段(関西大学)
準優勝 長沼 英輔三段(立教大学)
三 位 竜至 哲也三段(駒沢大学)

●第24回全日本学生拳法選手権大会 11月11日(日)
開催場所=大阪府立体育館
優 勝 関西学院大学
準優勝 大阪体育大学
三 位 追手門学院大学
【個人賞】
最優秀選手 浅井 清志三段(関西学院大学)
敢 闘 賞 横田 茂雄三段(追手門学院大学)
技 能 賞 久留島秀明三段(大阪体育大学)

●第19回全日本拳法個人選手権大会 11月11日(日)
開催場所=大阪府立体育館

昭和55年(1980)

【愛知郡育成会発足長久手支部】として、山田宏志・大竹和美・山 田英朗・山田秀樹が中心で設立された。
昭和55年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 杉浦 秀吉(愛知学院大学本部)
副委員長 泉  清紀(名城大学)
副委員長 宮崎 真寿 (愛知学院大学本部)
【名城大学】     主将 内藤  博
【名古屋大学】    主将 鈴木 道幸
【中京大学】     主将 五十住武雄
【愛知学院大学本部】 主将 神谷 昌利
【愛知大学】     主将 片山 清司
【三重大学】     主将 所  伸二
【愛知工業大学】   主将 井上 公夫
【愛知学院大学歯学部】主将 加藤 智彦
【岐阜歯科大学】   主将 飯田 邦彦
【名古屋商科大学】  主将 下田 修治
【金沢工業大学】   主将

●第13回歯学体
岐阜歯科大学・大阪歯科大学・松戸歯科大学 ・松本歯科大学・岩手医科歯科大学・福岡歯 科学大が出場。
【団体戦】 二位 愛知学院大学歯学部

●第12回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=三重大学
優 勝 三重大学
準優勝 名古屋大学

●第2回日本拳法少年東海大会

●第1回日本拳法三重県少年大会

●第15回中部学生拳法新人戦大会 11月16日(日)
愛知県体育館で開催され、三重大学・中京大学・名古屋学院大学・岐阜歯科大学・愛知大学・愛知工業大学・名古屋大学・
愛知学院大学本部・名古屋商科大学・名城大学・愛知学院大学歯学部の11校が出場した。
優 勝 中京大学
準優勝
三 位

●全日本学生拳法王座個人選手権大会(第3回) 11月16日(日)
愛知県体育館において、中部学生新人戦終了後に引き続き開始され、全国より百六名の精鋭が出場。中部学連からは22名の選手が出場した。
優 勝 砂尾 次郎二段(中央大学)
準優勝 川本 一美三段(追手門大学)
三 位 国枝 正信  (同志社大学)
●第25回全日本学生拳法選手権大会 11月24日(日)
大阪府立体育館にて開催され32校が参加。中部学連は愛知大学・岐阜歯科大学・愛知学院大学・名古屋商科大学・中京大学・
名城大学・名古屋学院大学・愛知工業大学の8校が出場。三位決定戦において、中京大学が愛知学院大学を4勝3敗で退けた。
優 勝 関西大学
準優勝 大阪商業大学
三 位 中京大学
四 位 愛知学院大学
【個人賞】
最優秀選手 雑古 哲夫三段(関西大学)
敢 闘 賞 中村 忠彦二段(大阪商業大学)
技 能 賞 神谷 昌利二段(愛知学院大学)

●第20回全日本拳法個人選手権大会 11月24日(日)
開催場所=大阪府立体育館。中部本部からは川原元則四段(愛知大学)・原温五段(㈱ゴムニナイキ)・宮島邦彰五段(歯科医師)が出場。
宮島は1回戦、川原・原は2回戦で敗退した。
優 勝 北岡 勝彦四段(北岡工務店)
準優勝 小林 辰夫三段(門真第3中学)
三 位 金井 益三三段(三恵化成)

昭和56年(1981)

【桑名市日本拳法会発足】亀山会の橋本清司と名大OB・高木孝で始める。桑名市大山田東小学校体育館で毎週日曜日午後3時半より地域の子供を対象に練習。 理事長=橋本清司
【日本拳法発祥50周年記念式典】
8月28日(金)大阪、ホテル・プラザで行われ 記念レセプションでは、「澤山宗家と日本拳 法の生い立ち」のスライド映写。宗家を偲ぶ 対談では宗家夫人と作家、藤本義一氏が想い 出を語り、少年が模範試合を行なった。
又、表彰式において、山田洪志が感謝状。中 部本部が団体表彰を受け、個人表彰は、山田 紀男・小林勝利・高橋信昭・山田佑一・芹澤 晴彦・千住正男の6名が中部本部では表彰さ れた。
【日本拳法発祥50周年記念 世界選手権大会】
9月6日大阪中央体育館で開催され、一般少年を含め854名の選手が出場した。中部本部は防具の模範演武を高橋信昭・山田宏志・糟谷伸浩が行った。
昭和56年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 舛田 勝亮(名古屋商科大学)
副委員長 泉  清紀(名城大学)
副委員長 宮崎 真寿(愛知学院大学本部)

【名城大学】     主将 西川 典明
【名古屋大学】    主将 堀田 正史
【中京大学】     主将 世古 一也
【愛知学院大学本部】 主将 則武 達也
【愛知大学】     主将 水谷 秀典
【愛知工業大学】   主将 畑  安晃
【愛知学院大学歯学部】主将 新井 盛博
【三重大学】     主将 安江 純一
【岐阜歯科大学】   主将 岡  俊男
【名古屋商科大学】  主将 三輪 正文
【名古屋学院大学】  主将 泉  秀樹

●第14回歯学体
【団体戦】
一位 愛知学院大学歯学部
愛知学院大学歯学部、「15年のあゆみ」発行

●13回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=大阪府立大学
優 勝 名古屋大学
準優勝 神戸大学

●第3回本拳法少年東海大会 5月5日(祝)
名古屋市立伊勢山中学校体育館において午前930分より行われた。
【団体戦】
優 勝 天行館道場チーム
準優勝 鈴鹿教室チーム
三 位 平田教室チーム
【個人戦】個人情報保護により未表記

●第21回中部学生拳法選手権大会 6月21日(日)
厚生年金ホール体育館で開催された。参加校は、愛知学院大学本部・愛知大学・岐阜歯科大学・名城大学・名古屋大学・
愛知工業大学・三重大学・中京大学・名古屋商科大学・愛知学院大学歯学部・名古屋学院大学の11校。
個人戦出場者は45名、高校個人戦は23名が出場した。又、一般個人戦も開催され24名が出場。
【団体戦】
優 勝 名古屋大学
準優勝 中京大学
三 位 名古屋商科大学
【個人戦】
優 勝
準優勝
三 位 人見 啓之初段(名古屋学院大学)
【一般個人戦】
優 勝 川原 元則四段(愛知大学OB)
準優勝 山本  勲四段(愛知学院大学本部OB)
三 位 河津  強三段(昌義館)

●第2回日本拳法三重県大会

●第16回中部学生拳法新人戦大会 11月15日(日)
名古屋市立体育館にて開催。
出場大学=愛知学院大学本部・名古屋商科大学・名古屋大学・愛知工業大学・三重大学・愛知学院大学歯学部・名城大学・中京大学・
名古屋学院大学・愛知大学・岐阜歯科大学の11校。
優 勝
準優勝 中京大学
三 位

●全日本学生拳法王座個人選手権大会(第4回) 11月15日(日)
名古屋市体育館にて開催され、出場選手は103名。
優 勝 西光 哲治四段(芦屋大学)
準優勝 高橋 信志三段(大阪商業大学)
三 位 及川 栄康三段(早稲田大学)

●第26回全日本学生拳法選手権大会 11月3日(日・祭)
大阪府立体育館にて開催。参加校33、中部学連は岐阜歯科大学・愛知学院大学・中京大学・名城大学・名古屋学院大学・
愛知大学・名古屋商科大学の8校が出場。
優 勝 関西大学
準優勝 大阪商業大学
三 位 同志社大学
【個人賞】
最優秀選手 雑古 哲夫四段(関西大学)
敢 闘 賞 上田 雄人二段(大阪商業大学)
技 能 賞 高鍋 昌宏二段(関西大学)

●第21回全日本拳法個人選手権大会 11月3日(日・祭)
開催場所=大阪府立体育館。
中部本部からは川原元則四段(愛知大学OB)・堀田正史三段(名古屋大学)・山田  秀樹三段が出場。
川原が準決勝で延長戦の末、島田克成四段(追手門大学OB)に惜しくも破れ、三位決定戦で木村京守五段を、
これも延長戦で蹴り胴を決め三位に入賞した。
優 勝 島田 克成四段(追手門大学OB)
準優勝 雑古 哲夫四段(関西大学)
三 位 川原 元則四段(愛知大学OB)

昭和57年(1982)

【名古屋教室育成会発足】愛知学区会館内で、中川教室開設。指導員、山田佑一・糟谷伸浩・高橋信昭。
昭和57年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 柳田由多加(愛知工業大学)
副委員長 石川  真(愛知大学)
副委員長
【名城大学】     主将 池田  弘
【名古屋大学】    主将 上原 英二
【中京大学】     主将 窪田 圭一
【愛知学院大学本部】 主将 増田 昭一
【愛知大学】     主将 布目 丈司
【三重大学】     主将 田中 靖啓
【愛知工業大学】   主将 牧野 貴彦
【愛知学院大学歯学部】主将 嘉悦 淳男
【岐阜歯科大学】   主将 丸岡 芳充
【名古屋商科大学】  主将 下田 修治
【金沢工業大学】   主将

●第15回歯学体
【団体戦】
二位 愛知学院大学歯学部

●第14回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=大阪市立大学
優 勝 名古屋大学
準優勝 大阪府立大学

●第4回本拳法少年東海大会 5月9日(日)
亀山市立体育館で午前10時より開催された。

●第22回中部学生拳法選手権大会 6月20日(日)
名城大学体育館にて開催され、参加校は、愛知学院大学本部・愛知大学・岐阜歯科大学・名城大学・名古屋大学・愛知工業大学・
三重大学・中京大学・名古屋商科大学・愛知学院大学歯学部・名古屋学院大学の11校。個  人戦は46名が出場。高校個人9名、
一般個人は20名の選手が出場した。
【団体戦】
優 勝
準優勝
三 位
【個人戦】
優 勝
準優勝 小沢 俊久二段(中京大学)
三 位

●第3回日本拳法三重県大会

●第17回中部学生拳法新人戦大会 11月21日(日)
名古屋市露橋スポーツセンターにて開催。出場大学=岐阜歯科大学・名古屋商科大学・中京大学・愛知工業大学・愛知学院大学本部・
愛知学院大学歯学部・名城大学・名古屋大学・名古屋学院大学・三重大学・愛知大学の11校。
優 勝 中京大学
準優勝 愛知学院大学歯学部
三 位 名古屋商科大学

●全日本学生拳法王座個人選手権大会(第5回) 11月21日(日)
名古屋市露橋スポーツセンターにて開催され、前回と同じ103名が出場した。
優 勝 西光 哲治四段(芦屋大学)
準優勝 及川 栄康四段(早稲田大学)
三 位 雑古 哲夫四段(関西大学)
【ベスト8】
西光 悦治四段(芦屋大学)
津組 仁志三段(大阪経済大学)
上田 宏充二段(同志社大学)
牧野 貴彦二段(愛知工業大学)
花木 和彦二段(東海大学)

●第27回全日本学生拳法選手権大会 11月21日(日)
大阪府立体育館にて開催、34校が出場。中部学連からは中京大学・名古屋商科大学・岐阜歯科大学・名古屋学院大学・愛知工業大学・
愛知学院大学・愛知大学・名城大学が出場した。
優 勝 関西大学
準優勝 追手門学院大学
三 位 大阪商業大学
【個人賞】
最優秀選手 雑古 哲夫四段(関西大学)
敢 闘 賞 肥川  稔三段(追手門学院大学)
技 能 賞 田端 達司二段(関西大学)

●第22回全日本拳法個人選手権大会 11月21日(日)
開催場所=大阪府立体育館。
優 勝 島田 克成
準優勝 雑古 哲夫
三 位 川原 元則

昭和58年(1983)

【王子道場開設】10月1日洗心館支部として会員10名で開設。
【鈴鹿市日本拳法会発足】神戸会・平田会・平田野中学校拳法部などの 五団体をもって、11月1日に発足。「鈴鹿市日本拳法会」名で鈴鹿市体育協会に加盟申請した。
会 長=衣斐 信行
理事長=橋本 克幸
理 事=村田 知行・出口 真市
下田 邦日・宇城 盛次
昭和58年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 高橋 冬樹(名古屋大学)
副委員長 藤村 博也(名古屋学院大学)
【愛知大学】     主将 太田 丈夫
【愛知学院大学本部】 主将 橋本 重信
【愛知学院大学歯学部】主将 土持  師
【岐阜歯科大学】   主将 井戸西 孝
【中京大学】     主将 村上 泰史
【名城大学】     主将 水野 輝吉
【名古屋大学】    主将 神谷  誠
【名古屋商科大学】  主将 武田 知世
【名古屋学院大学】  主将 井上 善之
【愛知工業大学】   主将 紅林  剛
【三重大学】     主将 小林登喜治

●全日本総合選手権大会開催される
8月14日、大阪中央体育館で少年784名、女子6名、これまで全日本学生拳法選手権大会と併催されていた、
全日本個人戦は大会回 数を引き継ぎ、総合大会に組み入れられ行われた。出場選手は64名。合わせて854名が出場、
日本拳法最大の大会が開催された。
【23回全日本個人戦】
優 勝 島田 克成
準優勝 雑古 哲夫
三 位

●第16回歯学体
【団体戦】
一位 愛知学院大学歯学部

●第15回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=神戸大学
優 勝 神戸大学
準優勝 大阪府立大学

●第5回日本拳法少年東海大会 5月3日(火)
厚生年金豊橋市体育館で開催され、松阪教心館が初参加した。団体戦は23チームが出場。個人戦は13クラスで550人選手が出場して行われた。

●第23回中部学生拳法選手権大会 6月26日(日)
愛知厚生年金会館体育館において、愛知大学・愛知工業大学・名古屋大学・愛知学院大学本部・名古屋学院大学・名城大学・三重大学・
愛知学院大学歯学部・中京大学・名古屋商科大学・岐阜歯科大学の11校が出場。
個人戦においては、47名の選手中部の頂点を目指した試合が展開された。又、高校個人戦と一般個人戦も併催して行われた。
優 勝 名古屋大学
準優勝 中京大学
三 位 愛知学院大学歯学部
【個人戦】
優 勝 武田 知世二段(名古屋商科大学)
準優勝 瀬戸口健司初段(愛知工業大学)
三 位 中沢 秀夫三段(名古屋大学)
【一般個人戦】22名の選手が出場。
【高校個人戦】36名の選手が出場。

●第4回日本拳法三重県大会
【三重県大会入賞者】個人情報保護により未表記

●第18回中部学生拳法新人戦大会 11月6日(日)
厚生年金豊橋市体育館にて開催された。出場校は、岐阜歯科大学・愛知学院大学歯学部・愛知大学・名古屋大学・愛知学院大学本部・
名城大学・愛知工業大学・名古屋商科大学・中京大学・名古屋学院大学・三重大学の11校。
【成績】
優 勝 名城大学
準優勝 愛知学院大学歯学部
三 位 中京大学

●全日本学生拳法王座個人選手権大会(第6回) 11月6日(日)
厚生年金豊橋市体育館にて、中部学生拳法新人戦大会に続いて開催された。中部より20名が出場したが、愛知学院大学歯学部の土持師二段がベスト8と健闘したが、他の選手は健闘及ばなかった。
優 勝 西光 哲治四段(芦屋大学)
準優勝 刑部 浩司二段(専修大学)
三 位 藤井 正一三段(明治大学)
【ベスト8】
土持  師二段(愛知学院大学歯学部)

●第28回全日本学生拳法選手権大会 11月13日(日)
大阪府立体育館にて開催、参加35校。中部学連は名古屋学院大学・愛知工業大学・愛知学院大学・名古屋商科
大学・岐阜歯科大学・名城大学・中京大学の7校が出場。中京大学が準々決勝で、京都産業大学に敗れ入賞を逃した。
優 勝 大阪商業大学
準優勝 関西大学
三 位 京都産業大学
四 位 中京大学

昭和59年(1984)

【第1号紙発刊】4月15日中部本部新聞が、発行人・山田佑一 編集人・上杉恵三で創刊された。
【豊橋南教室発足】10月に地域の子供を中心に地元に密着した、武道教室目指し、広中敏雄が開設する。
【桜丘高等学校発足】ハンドボールと野球部のコーチをしていた、川原元則が8名の生徒を集め指導始める。
高校内には練習所がなく、監督をしていた愛知大学の拳法道場へ、夜9時から深夜1時までの練習を行う。顧問=川原元則

昭和59年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 堀尾 義昭(愛知学院大学歯学部)
副委員長 寺澤 則元(愛知学院大学本部)
【愛知大学】     主将 太田 丈夫
【愛知学院大学本部】 主将 和泉 浩亮
【愛知学院大学歯学部】主将 桝  展靖
【岐阜歯科大学】   主将 小枝 一彦
【中京大学】     主将 石田 良和
【名城大学】     主将 井上 寿晃
【名古屋大学】    主将 神谷  誠
【名古屋商科大学】  主将 吉田  保
【名古屋学院大学】  主将 金子 泰祥
【愛知工業大学】   主将 瀬戸口健司
【三重大学】     主将

●第17回歯学体
【団体戦】
二位 愛知学院大学歯学部

●第16回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=神戸商船大学
優 勝 神戸商船大学
準優勝 大阪市立大学

●第6回日本拳法少年東海大会 5月27日(日)
露橋スポーツセンター開催され、17支部・道場から、総勢297名の選手が参加。団体戦は20チームが出場した。会場は柔道場と剣道場を使用して行われた。
【団体戦】
優 勝 三重Aチーム
準優勝 松阪Aチーム
三 位 知多Bチーム
【個人戦】個人情報保護により未表記

●第24回中部学生拳法選手権大会 6月24日(日)
愛知学院大学本部大学体育館で行われた。参加大学は、愛知学院大学本部・名古屋大学・名城大学・愛知学院大学歯学部・名古屋学院大学・
愛知大学・愛知工業大学・名古屋商科大学・岐阜歯科大学・中京大学・三重大学の11校。個人戦は45名が出場した。
個人戦においてオクスバーグ大学のA・ポーランド選手公級が招待選手で出場した。又、一般個人戦、高校個人戦も併せて行われた。
優 勝 名古屋大学
準優勝 名古屋商科大学
三 位 名城大学
【個人戦】
優 勝 福原 勝幸(中京大)
準優勝 石田 良和(中京大)
三 位 中島 末広(愛知工業大)
【一般個人戦】 18名の選手が出場した。
優 勝 河津  強(昌義館)
準優勝 杉本 浩一(愛知工業大学OB)
三 位 川原 元則(愛知大学OB)
四 位 土持  師(愛知学院大学歯学部OB)
【高校個人戦】 32名の選手が出場した。
優 勝 広中 雅章(桜丘高校)
準優勝 辻  正彦(明野高校)
三 位 大山  勉(豊橋工業高校)
四 位 野川 恵史(桜丘高校)

●第5回日本拳法三重県大会
【個人戦】個人情報保護により未表記

●第1回日本拳法少年春日井大会 8月5日
春日井市立神屋小学校体育館に於いて、出場選手65名で開催された。
【個人戦】個人情報保護により未表記
●第19回中部学生拳法新人戦大会 11月4日(日)
愛知大学体育館豊橋校舎で開催された。
参加大学は愛知大学・愛知学院大学本部・中京大学・名古屋学院大学・岐阜 歯科大学・愛知学院大学歯学部・名古屋大学・名城大学・
愛知工業大学・名古屋商科大学の10校。決勝戦は名城大学
優 勝 名城大学
準優勝 中京大学
三 位 愛知大学

●全日本学生拳法王座個人選手権大会(第7回) 11月4日(日)
愛知大学豊橋校舎にて、中部学生拳法新人戦大会と併催して開催された。
出場選手は72名で愛知学院大学歯学部の桝展靖三段は、準々決勝で優勝した加藤栄三(京都産業大学)敗れたが、ベスト8と健闘した。
優 勝 加藤 栄三四段(京都産業大学)
準優勝 木下 一明二段(日本大学)
三 位 津村  寛三段(同志社大学)
【ベスト8】
桝  展靖三段(愛知学院大学歯学部)
●第29回全日本学生拳法選手権大会 11月11日(日)
大阪府立体育館にて開催。
優 勝 関西大学
準優勝 大阪商業大学
三 位 大阪学院大学
【個人賞】
最優秀選手 田端 達司四段(関西大学)
敢 闘 賞 中村 孝生三段(大阪商業大学)
技 能 賞 櫨山 慶次三段(関西大学)

昭和60年(1985)

【山田洪志(錬一)(初代中部本部長)】
【略歴】
明治42年10月27日 山田洪志誕生
名古屋市中区南園町2丁目52番地に於いて、父菊次郎、母りつの三男として誕生。両親の愛情に育まれ成長。
その後現、名古屋学院中学校卒業後。国立大学の建築科を受験、二回の受験に失敗。建築家の夢諦められず、
兵役回避の為一時学籍をおく為に、関西大学法学部に入学。豊野郡字千里山垂水字垂水(現、千里タウン)金子某宅に下宿し大学に通う。
澤山宗海(勝)を知る。当時、宗家も同じ道で通学、柔道四段で洪火会に所属、関西大学柔道部で活躍。「澤勝」の名で知られていた。
宗家に誘われ、摩文仁賢和(糸東流空手)に師事、空手を学ぶが、技量が進むにつれ空手の疑問点が見え、寸止めと形稽古に飽き足らず、
実際に打ち合うことは出来ないものかと、宗家防具の考案に着手。洪志も防具考案に参加する。この間、武道の魅力に建築士になる志も忘れ稽古に没。

沖縄より、摩文仁賢和の師である、宮城長順が弟子の摩文仁賢和を尋ねて来日。山田洪志の下宿に逗留する。
僅一週間の短い逗留であったが、宮城長順に洪志は師事し、剛柔流を伝授を受ける。習う方も真剣。教える宮城長順も真剣、稽古は深夜まで続けられ、
短期間ではあったが、寝食を共にした宮城長順を、澤山宗家と山田洪志 と卓某の三人で、大阪天保山沖に消え行く台湾丸をいつまでも見送った。
空手の疑問点がはっきりし、新しい空手を一日も早く創るべく、宗家共々日夜研究に励む。そんなある日、数日前に見送った宮城長順の弟子が、
洪火会講堂において、空手について講演を行うことになり、宗家・洪志共々部員は宮城長順のような、立派な武道家だと信じていたが、
カフェーの女性を連れ外套を着用したままの講演であった為、洪火会を侮辱しておると宗家が激怒し、空手会に見切りを付け日本拳法誕生の運びとなる。
宗家の人間的魅力と拳法に引かれ、大学武道の確立を目指し宗家の助手として研究の日々が続く。

昭和4年 関西大学入学同年 関西大学唐手部設立に参画
講道館・創始者、嘉納治五郎、当身技衰退を懸念し沖縄より、唐手の師を招く。
唐手が多くの大学で普及し大日本が「唐」の文字を当てるのは、相応しくないとして、「空手」と改める。

昭和7年(防具の完成) 宗家、関西大学卒業。4月洪志大学予科より学部に進む。
夏休みに入り、帰宅支度をしていた7月28日、宗家より呼び出しがあり、防具が完成まじかとなり、宗家宅二階において、
深夜遅に課題だった防具がようやく完成し、名実ともに日本拳法が生まれた。頒布を縫い合わせ、鉄筋を曲げ、
綿をつめ三年掛かるところを一年で成さねばならぬと、試行錯誤を続けた末の完成であった。
澤山勝(号・宗海)が防具の完成に伴い、秋に大日本拳法を創始し、日本拳法会を組織し初代会長となる。
宗家、関西大学卒業。4月洪志大学予科より学部に進む。

昭和9年 普及活動始まる。
洪志関西大に学籍を残したまま、名古屋新聞記者を勤め、平岩二郎氏の助力で名古屋に、日本拳法の一ページを投じる。
武徳会所属の洪火会で、柔道有段者に日本拳法を指導する。(当時は柔道五段以上の高段者には、当身技の習得が義務付けられていた)

昭和10年3月 卒業
関西大学法学部卒業。卒業までの6年間、摩文仁賢和の指導を受ける。

昭和12年 宗家と演武。
武徳会において、磯貝九段(武徳会会長)と栗原九段(昭和四年天覧試合で優勝)が柔道の投げの形、その後で日本拳法の決めの形を宗家と演武する。
宗家の要請で山田洪志を助力のため千住正男関西大学卒業後名古屋に住む。

昭和15年2月宗家、応召(21年5月まで中国南支の戦線)戦争で拳法普及も休止。

昭和16年9月22日 妻とみ子と結婚。
昭和20年8月15日 終戦。武徳会が占領軍の指令で解散となる。(後に、宗家始め武徳会会員が復会を目指し運動が始まったが、多くの幹部会員が講道館に走り、武徳会の再建はならなかった)
昭和21年 宗家中国より復員。
昭和22年 花園ガーデンにて、第1回日本拳法大会が行われ、日本拳法発展の基盤を創る。
昭和23年 千住正男ビルマよ九死に一生を得て復員。
昭和24年 活動始まる
山田洪志・千住正男と日本拳法名古屋支部を発足。水谷・杉山の柔道場を借り練習が始まるが、畳の消耗が激しく、二、三ケ月で断られ、
神社の境内や花市場の土間での練習が続き、厳冬期のコンクリートには薄氷が張り、素足に冷たさを通り越え、指先の感覚がなくなる事もしばしばあり、
土間の思い出は忘れることが出来ない。
昭和29年 洪志中部本部長となる。
名古屋市中川区日置町に、念願の洪志館道場が開設され入門者多く、道場内に入りきれないこともしばしば。
洪志中部本部長に就任する。宗家同年、日本拳法会長を矢野文雄に譲り、日本拳法の道に専念する。同志社大学が洪志館道場で夏の合宿を行う。
昭和30年2月
道路拡張のため、昭和区塩付町に日置より道場移転する。この頃より駐留軍の兵士が多く入門、小牧基地にも指導に行く。
昭和35年1月 塩付道場より金山町に道場移る。道場開きに小林名古屋市長が祝いに出席
昭和39年 宗家著書による「日本拳法」が毎日新聞より出版される。
昭和46年9月12日 百舟道場開き。洪志館金山道場閉鎖、中川区百舟町に新設され、道場開きは盛大に行われた。
昭和52年9月   宗家没。都市高速道路建設のため、洪志館道場閉鎖される。
昭和58年11月31日 療養先の名古屋付属病院にて、胃ガンのため午後4時7分逝去、76才の生涯終える。
日本拳法に捧げた一生は、大きな波紋となり後世に受け継がれて行く。葬儀・告別式は8月11日、名古屋市北区清水町、開闡寺にて中部本部葬としてとり行われた。
法名=一道院釋錬拳 合掌

【弔辞】
日本拳法会中部本部長、山田洪志先生の御霊に捧げる。
先生は、昭和4年に関西大学予科へ入学、昭和10年同大学法学部を卒業なさいました。その間、各種古武道・唐 手などの研究をなさりながら、昭和7年に澤山宗海先生が大日本拳法(日本拳法)を新しい武道として確立された ときの、創始者の一人として参画されました。
卒業後は、郷里の名古屋で、日本拳法の普及発展に身を投じられました。当時は、日本拳法に対する世間のさま ざまな風当たりは強く、その間のご苦労は筆舌に尽くしがたいものがあったと思います。しかし、それにも耐え て、この道の普及発展に、さらに力を注がれました。
大戦も終わり、昭和29年には、日本拳法中部本部長として、日本拳法発展のため生涯を投じられましたが、その 間さまざまのご苦闘があったと拝察いたします。常に、沈着で冷静、いかなる問題にも動じることなく処理しな がら、門下生の養成、指導に没頭されました。このご苦労ご指導に対しまして、われわれは深甚なる感謝と最大 の敬意を表するものであります。日本拳法のすばらしい開拓者として、尊敬いたしております。門下生も各方面 で大いに活躍され、中部地区の日本拳法の繁栄は、これら門下生によって、大きな一翼となっていますことは、 われわれの誇りとするところであります。
現在、国内はもとより、外国まで、青少年の健全育成と幅広い人間交流という大きな旗じるしのもとに、大学・ 高校・社会人・少年連盟の四つの柱が、それぞれの立場で大活躍していますが、これも先生の偉大なるご尽力の お陰と、深く感銘しています。
この時に先生がお亡くなりになったことは、一大衝撃であります。私たちは、こうした衝撃からさらに結束を固
め、発展のための決意を新たにしているところであります。門下生の諸君は、この哀しみに耐えて、尊いご遺志 をさらに発展させることを、ご霊前にお誓いしておられることと思います。
私たちもお互いの協力によって、一層の発展のために、一丸となって精進することをお誓いいたします。どうか 先生、安心して下さい。日本拳法の人間交流、青少年健全育成という尊い灯は、未来永遠に絶えることなく、国 内はもちろん、世界各国に輝き続けていくことを確信します。
門下生の皆さんに、重ねて、先生のご偉業を、さらに、ならしめるよう、結束を固めて努力されんことを、ここ にお願い申し上げ、私たち日本拳法会全員が慎んでご冥福をお祈りいたします。
合掌 日本拳法会会長 矢野文雄

【完】

【亀山会創立20周年記念】
12月8日(日)亀山市文化会館大ホールで開催され、式典に続き「日本拳法と青少年の健全育成」の演目で講演を、高橋信昭中部本部指導部長が行った。
演武に移り、亀山会による少年部の集団演武・空乱・防具・形などが行われ、特別演武では、松阪教心館が形。中部本部師範が捕撃の形、又、心形刀流居合・剣舞・葛葉太鼓が元 気良く会場内に鳴り響いた。
記念試合は少年部7階級に65名が出場して行われ、最後に亀山会全員の「こぶし節」合唱で閉会した。

昭和60年度中部学生拳法連盟役員
委 員 長 寺澤 則元(愛知学院大学本部)
副委員長 森  直俊(愛知工業大学)
【愛知大学】     主将 原田  基
【愛知学院大学本部】 主将 竹下  清
【愛知学院大学歯学部】主将 新美 敦司
【朝日大学】     主将 中村 雅彦
【中京大学】     主将 沢田 和紀
【名城大学】     主将 山本富士夫
【名古屋大学】    主将 浅井  靖
【名古屋商科大学】  主将 川崎 晃禎
【名古屋学院大学】  主将 宮囿 政彦
【愛知工業大学】   主将 岩田 栄伸

●第18回歯学体
【団体戦】
二位 愛知学院大学歯学部

●第17回日本拳法国公立大学選手権大会
開催校=姫路大学
優 勝 大阪府立大学
準優勝 姫路大学

●第7回日本拳法少年東海大会 5月12日(日)
東レ愛知工場体育館で、17支部・道場から総勢300余名の選手が参加して行われた。
団体戦
優 勝 三重中南部A(松阪)
準優勝 三重中北部A(亀山)
三 位 三重中北部C(鈴鹿)
【個人戦】個人情報保護により未表記

●第25回中部学生拳法選手権大会 6月23日(日)
名古屋商科大学体育館で行われた。参加大学は、愛知学院大学本部・名古屋大学・名城大学・愛知学院大学歯学部・名古屋学院大学・
愛知大学・愛知工業大学・名古屋商科大学・朝日大学(旧名=岐阜歯科大学)・中京大  学の10校。個人戦は41名が出場した。
個人戦においてオクスバーグ大学のA・ポーランド選手二段(洗心館)は今回も招待選手で出場し、準々決勝で三位入賞の竹下清(愛知学院本部)に敗れたが、ベスト8と健闘した。
一般個人戦と高校個人戦も併せて行われた。
優 勝 名城大学
準優勝 名古屋商科大学
三 位 愛知大学
四 位 名古屋大学
【個人戦】
優 勝 笹部 信彦二段(中京大)
準優勝 北川  暁一級(中京大)
三 位 竹下  清二段(愛知学院本部)
四 位 朝倉 智弘二段(名城大学)
【一般個人戦】16名の選手が出場した。
優 勝 河津  強(昌義館)
準優勝 武田 知也(昌義館)
三 位 杉本 浩一(愛知工業大学OB)
【高校個人戦】 17名の選手が出場した。
優 勝 行方 勝彦(豊橋工業高校)
準優勝 近藤 太盛(桜丘高校)
三 位 長尾 雅晃(津工業高校)

●第2回日本拳法少年春日井大会 7月28日
春日井市勤労福祉会館体育館に於いて開催され、出場選手96名。

●第6回日本拳法三重県大会  9月22日(日)
第6回少年大会、第3回高校・一般個人選手権大会
鈴鹿市西部体育館で開催され、団体戦を含め16クラスが行われた。高校生は出場6名、一般は31名の選手が出場した。
第6回少年大会
【団体戦】
優 勝 亀山Aチーム
準優勝 鈴鹿Aチーム
三 位 松阪Aチーム
【個人戦】個人情報保護により未表記

●第20回中部学生拳法新人戦大会 11月3日(日)
枇杷島スポーツセンターで開催された。
出場校は、中京大学・名城大学・愛知大学・愛知学院大学歯学部・名古屋商科大学・愛知学院大学本部・名古屋学院大学・愛知工業大学・
朝日大学・名古屋大学の10校。
優 勝 名城大学
準優勝 名古屋学院大学
三 位 朝日大学

●第1回全日本学生拳法個人選手権大会 11月3日(日)
枇杷島スポーツセンターで、中部学生拳法新人戦大会に続き開催され、51名の選手が大学の頂点を目指した戦いが展開された。
中部学連からは10人が出場4選手が一回戦。二回戦では3選手敗退。三回戦では2名が敗れたが、中京大学の笹部信彦が準優勝に輝いた。
優 勝 大下 保彦三段(関西大学Ⅱ部)
準優勝 笹部 信彦二段(中京大学)
三 位 小森 保博  (大阪商業大学)

●第30回全日本学生拳法選手権大会
大阪府立体育館にて開催。
優 勝 関西大学
準優勝 大阪商業大学
三 位 関西学院大学